2021/06/15
Cotton Gauze Trousers
comm. arch. 21SS Men’s から、COTTON GAUZE TROUSERS のご紹介です。
私が現在も、毎日のように着用し、複数回洗って着用を繰り返しているロングパンツになります。とっても軽く涼しく重宝しているので、今の季節、個人的にも推しです。
生地は、関西の工業地帯の中で、ひとりで旧織機のみを使用して生地を製作している機職人(どちらかと言ったらアーティストに近いです。)に織って頂いた生地です。
カリッとドライ感のあるインド綿のコーマ糸を、表面をツイル組織、肌があたる裏面を平素材でガーゼ状に織り上げました。←ここポイントです。
写真でお分かりになるかと思いますが、表面はツイル、裏綿はガーゼのように柔らかい生地の二重組織になっております。
これのおかげで肌触りが柔らかいんです、そしてとても軽い!
織りあがった後に、特殊なワッシャー機で精錬、染色を複数回繰り返すことで、表面に綿素材では珍しい雰囲気のある縦シボを表現し、生地に奥行きを表現しました。
フロントはボタンフライにしております。
その生地でウエストにアジャスタ-の付いたパンツを製作。
生地が薄手でとても軽いので、真夏でも涼しく着用可能です。
** 生地の加工はほぼ手作業になるため、ムラ感や、ランダムなシワが入っておりますが、アジとして捉えて頂ければ幸いです。
4色展開。
Mist/キナリ
Chino/チノベージュ
Deep Forest/カーキ
Blackout/ブラック
個人的には、洗ってから着用する方が、より表面に自然な皺が寄って、軽やかに履けるのでは、と思っております。ぜひこの夏お試し下さい!